●防火性能について
建築物の内装仕上げは、建築基準法による防火上の基準が設けられています。防火性能は、下地基材と防火認定材料の組合せ、および施工方法によって変わりますのでご注意ください。
●機能壁紙について
機能壁紙をご利用の時は特徴や注意点をご理解の上ご使用ください。
●使用環境について
高温、高湿、水濡れの環境や、屋外でのご使用は避けてください。
●見本帳・サンプルについて
製造ロットの違いにより、見本帳やサンプルと実際の商品に若干の差がある場合があります。予めご了承ください。
●壁紙標準施工法( 壁紙標準施工法研究会:施工5 団体による編集のもので、壁装材料協会編防火壁装施工法を発展的に改訂したもの) に基づいた施工方法でお願いします。
●防火壁装にはシーラー処理が標準仕様となっています。また貼替え時の対処の為にも必ず下地状態にあったシーラー処理をお願いします。
●シーラー処理後は十分乾燥してから施工してください。乾燥が不十分な場合、壁紙の変色や剥がれ、かび等が発生する場合等があります。
●商品の確認をお願いします。施工前に商品ラベルに記載されている品番、数量、ロットを確認してください。また3巾位施工したところで色差等の確認をお願いします。
●入居後の換気: 施工時の臭いが残っている場合がありますので入居後一週間程度は十分な換気を行ってください。
●直射日光や高温、熱風からの保護: 直射日光や熱風が長時間あたる場所では、変退色する恐れがありますので、カーテンやブラインド等で直射日光を避ける様心掛けてください。また、ストーブ等の暖房器具の熱風が、直接壁紙に当たらない様にしてください。キッチンのレンジの近く等、高温になる場所への使用は避けてください。
●粘着テープを貼らない: 粘着テープ(セロハンテープやガムテープ等) を壁紙に付着させない様にしてください。テープの粘着材による変色や汚れの原因、破損の原因となる場合があります。
●タバコの煙等: タバコの煙やキッチンからの油煙は、壁紙を短期間で黄変させてしまいます。できるだけ室内の換気を心掛けてください。
●薬品や化粧品等を付着させない: スプレー式の薬品、殺虫剤、化粧品等が壁紙に付着しない様にしてください。壁紙が変色する場合があります。
●汚れが付着したら: ほこりや汚れが付着した場合は、清水を含ませた布で軽く拭き取ってください(中性洗剤を使用すると、より効果的です)。シンナーやベンジン、アルコール等の有機溶剤は使用しないでください。変退色の原因となる場合があります。
●湿気を避ける: 結露の発生や湿気はかびの原因となりますので、室内の換気や湿度調整を心掛けてください。
●剥がれが生じた場合: 施工後、経時変化によって、部分的な剥がれが生じる場合があります。文具用糊か木工用の水性接着剤を壁紙の裏面に塗り付けて、十分に圧着させて補修してください。
●家具を壁面に密着させる場合: 家具の塗料に含まれる色素が壁紙と反応し、壁紙の表面が変色することがあります。特に油性ペイント塗料は完全に乾いていることを確認し、室内の換気に注意してください。
●規格 有効巾92cm×50m 巻切売り。
見本帳と実際の商品は若干異なる場合がありますのでご了承ください。
●ダクト、煙突等高温を発する箇所への直貼り施工は避けてください。
●商品はタテ積みにて保管してください。ヨコ積み井桁積みは商品によっては置きあとが残る恐れがありますので絶対に避けてください。
●施工および商品写真は印刷の技術上、色調が現物と多少異なる場合がありますので、貼付サンプルでのご確認、またA4 サンプルをご用意しておりますので、弊社営業員にお気軽にお申しつけください。
●掲載商品の価格および仕様は、本見本帳発行時(2017年発売時) のものです。
●経済の変動、品質の改善により、やむをえず価格及び仕様を変更させて頂く場合があります。ご注文の際は販売店あるいは弊社営業所にてご確認頂くようお願い申し上げます。
●見本帳の取っ手と閉じ具は焼却しても有害物質がでない樹脂を使用しています。
「廃棄物の処理及び清掃に関する法律(廃棄物処理法)」により、新見本帳発行に伴い不要となった見本帳につきましては、産業廃棄物としての取扱いが必要です。従いまして、しかるべき資格を有する産業廃棄物処理業者に直接廃棄を委託して頂きますようお願い申し上げます。
当社では従来同様、廃棄物の適切な処理を更に推進していく所存です。
貴社のご理解とご協力をお願い申し上げます。
1.残材を焼却しないこと
ビニル壁紙の残材やサンプル帳を焼却しないでください。
2.産業廃棄物として処理する場合
施工後のビニル壁紙の残材やサンプル帳を産業廃棄物として処理する場合は、許可を受けた産業廃棄物業者に処分を委託してください。
3.一般廃棄物として処理する場合
一般廃棄物( 家庭ゴミ) として少量の残材を処理する場合には、市町村条例に基づいて処分してください。